2018-04-29
スクール3日目、4日目は黄金の3角形。黄金の3角形というのはだいたい腰の後側を指していて、ここを崩さないように登ること。ピラティスで骨盤を立てることと同じ。
黄金の3角形が崩れて前屈みになると、ホールドに届きにくくなる上に腹筋が使えない。腰、ヒジの故障にも繋がりやすい。
反対に反り腰でもやはり腹筋が使えないし、脚の後ろ側が使えない。要するに足の後ろ側の筋肉は足裏、脹脛裏、腿裏、お尻、背中と繋がっているので、ここを効果的に使うには黄金の3角形を崩さないことが大切。
黄金の3角形が崩れるのは、反動をつけるとき、反動をつけてホールドをとった後、足を下に大きくて下げるとき。
特にリーチが無い人は反り腰になりやすい。まさに私は日常生活でも反り腰になりやすいとピラティスで指摘されている。
反り腰で反動をつけると、ホールドを取りに行ったときに壁から外に出てしまうので、結果としてホールドに届かない。確かに。
加えて、反動をつけて取りに行くとき足は横に曲げるようにする。前に曲げると壁にぶつかるし後ろ側の筋肉が使えない。
ハイステップで足が上がらないときに、横に動いたりして懐を開けるのはOK。でも必ず腰を立ててからホールドを取りに行くようにする。そうしないと腰への負担が大きくなる。但しそれよりもストレッチをしっかりやって足が上がるようにする方が無駄な動きがなくなるのでベター。確かに。
自主練で、黄金の3角形を崩さずに反動をつけてホールドを取り行くムーブを繰り返していたら、1Fの被った壁の5級が3手進んだ。この練習は効果があるような気がした。
地味な努力をコツコツ積み上げる。結構好きなパターン。
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